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工事日報は変えずにDX化|紙運用を活かした業務改善事例

現場はこれまでどおり紙の日報を利用しながら、売上・外注・歩合計算までデータを活用。現場の負担を増やさずDXを実現した導入事例です。

工事日報は変えずにDX化|紙運用を活かした業務改善事例

ガス圧接工事の現場では、工事日報は以前から当たり前のように使われています。「今日どこで、誰が、何をやったか」を記録する——それ自体はシンプルな作業です。

しかし、その工事日報を「売上につなげる」「仕入に使う」「歩合を自動計算する」という発想に変えるだけで、業務全体が大きく変わります。スマホ入力も、現場の運用変更も必要ありません。今回は、いつも使っている工事日報の考え方を少し変えるだけでDX化を実現した、ガス圧接会社の事例をご紹介します。

💡 この記事のポイント:工事日報の「書き方」は変えない。工事日報の「使い方」を変える。それだけで、売上・仕入・歩合計算・freee会計連携まで一気通貫でつながります。

紙の日報はそのまま残した

この会社では以前から紙の日報を利用していました。現場では作業内容・作業時間・顧客サインを記入して提出するという流れが定着しており、職人も慣れていました。

紙の日報を残した理由
✅ お客様からその場でサインをいただける
✅ 現場ですぐ記入できる
✅ 職人が慣れており、運用が安定している

無理にシステムへ移行するより、定着している運用を活かす方が現場の負担を増やさないという判断です。

紙の日報運用イメージ 現場(職人) 📝 作業内容を記入 ⏱ 作業時間を記入 ✍️ お客様サインをもらう 紙のまま 提出 事務担当 📋 内容を確認 💻 iToneへ入力 ✅ 別担当がチェック データ化 完了 iToneセールス 売上・仕入・歩合計算へ 請求書・freee会計連携へ 業務全体でデータを活用 ✅ 現場の運用はそのまま。事務側でデータ化するだけでDX化できる

iToneに工事日報機能を追加

iTone標準の販売管理機能はそのまま利用し、売上登録の前段階として工事日報機能を追加しました。新たに工事マスターを用意し、工事名・作業担当者・作業時間・出来高・外注応援などを登録できるようにしています。

工事日報アドオンからiTone標準機能へのフロー 工事日報 アドオン機能 工事名・担当者 作業時間・出来高 外注応援 歩合計算 連携 iToneセールス(標準機能) 受注・売上管理 請求・入金管理 顧客管理 仕入・発注管理 帳票・見積書 freee会計連携 売上・仕入・請求・会計まで一気通貫 ✅ 標準機能はそのままに、工事日報をアドオンして業務を拡張
💡 入力は事務担当者が行います。現場の職人がシステムを操作する必要はありません。

入力担当と確認担当によるダブルチェック

現場担当者が直接入力すると入力漏れ・ミス・誤操作などが起こりやすくなります。そこで、紙の日報を受け取った事務担当が入力し、別の担当者がチェックするという2段階の流れを採用しました。

紙の日報
現場から提出

事務担当
iToneに入力

別担当
ダブルチェック

ダブルチェックを行うことで、データの正確性を高めながら安定した運用ができています。

工事日報から売上を自動作成

登録された工事日報の出来高情報をもとに、売上データと売上予定を自動作成します。その後はiTone標準機能により、請求書発行・入金管理・freee会計連携まで一連の流れで処理できます。売上以降は標準機能のため、新しい運用を覚える必要もありませんでした。

工事日報から売上自動作成フロー iToneセールス 標準機能 ① 工事日報 出来高登録 外注応援 カスタム追加 ② 売上・仕入 自動作成 歩合計算 ③ 請求書 発行 入金管理 ④ freee会計 自動連携 二重入力不要 ⑤ 分析 原価管理 歩合集計 ✅ 工事日報の入力一つで、売上から会計・分析まで自動連携
出来高登録から会計まで一気通貫
① 工事日報(出来高)登録 ② 売上データ自動作成
③ 請求書発行 ④ 入金管理
⑤ freee会計へ自動連携

工事日報から仕入データも自動作成

工事日報に登録された外注応援の情報から、仕入データを自動作成します。外注業者から届く請求書と照合することで、請求漏れや請求金額の違いも確認しやすくなりました。

工事日報
外注応援を登録

仕入データ
自動作成

外注請求書と照合
請求漏れ・金額違いを確認

💡 売上と仕入を同じシステムで管理することで、工事ごとの粗利もリアルタイムに把握できます。

工事日報を歩合計算にも活用

出来高データの精度が上がったことで、担当者別の歩合計算もシステム化しました。担当者別実績・日別成果・月間集計を自動集計できるようになり、これまで集計作業にかかっていた時間を大幅に削減できました。

歩合計算イメージ図 工事日報 出来高データ 担当者情報 作業時間 自動集計 担当者別実績 日別・月間集計 歩合額を算出 担当者にとってうれしいこと 😊 自分の成果がすぐ確認できる 😊 計算ミスや計算待ちがなくなる 😊 頑張った分がちゃんと反映される 😊 月末に慌てて集計する必要がない ✅ 工事日報を入力するだけで、歩合まで自動で計算される
工事日報データの活用範囲
✅ 売上データの自動作成 ✅ 仕入データの自動作成
✅ 担当者別歩合の自動集計 ✅ freee会計への自動連携
✅ 工事ごとの粗利・原価管理

現場を変えないこともDXの一つ

DXというと「現場を大きく変える」というイメージがありますが、現場の負担を増やさないことの方が重要な場合もあります。今回の事例では、紙の日報も現場の作業もそのままで、入力は事務担当が行うという運用を採用しました。

工事日報が「記録」だけで終わっているケース
⚠ 「今日は誰がどこへ行ったか」の確認だけに使われている
⚠ 売上・請求・原価・外注管理・給与計算に活用されていない
⚠ 毎日蓄積される大切なデータが十分に活かされていない

入力された情報を業務全体で活用できる仕組みを作ることが、現場に無理をさせないDXの本質です。iToneでは標準の販売管理機能を活かしながら、お客様の業務に合わせた工事日報機能の追加にも対応しています。

現場に無理をさせないDXをご検討の方へ

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