
目次
在庫が合わない、原価が正しいのか分からない、利益が合っているのか不安になる。こうした悩みは単なる入力ミスではなく、在庫と原価の関係が正しく管理されていないことに原因があります。
在庫は「まだ原価になっていないコスト」
まず押さえておきたいのは、在庫は原価そのものではないという点です。ビジネスの流れは次のようになっています。
商品を仕入れる
(お金が出ていく)
(お金が出ていく)
→
在庫として保管
→
売れた時に原価になる
💡
ポイント:仕入れた時点では原価ではなく「在庫」であり、売れた時に初めて「原価」になります。
在庫が分からないと原価は決まらない
例えば、同じ商品でも仕入価格が違うケースはよくあります。
先に仕入れた商品
100円
後から仕入れた商品
120円
💡
ポイント:この状態で商品が売れたとき、「どちらの在庫が売れたのか」が分からないと原価も確定できません。
よくある在庫と原価のズレ
① 在庫数のズレ
実際は5個売れているのに、Excelでは4個しか減っていない、というようなケースです。
本来より原価が少なく計上される/利益が多く見えてしまう
② 単価のズレ
古い在庫と新しい在庫が混ざり、どの単価で売れたか分からない状態です。
原価が曖昧になる/粗利が正確に出ない
③ 直送やイレギュラー取引
在庫を通さず売上だけ計上し、仕入との紐づきが弱くなるケースです。
原価が後付けになる/数値の信頼性が下がる
なぜfreee会計だけでは難しいのか
freee会計は、売上・経費・入金・支払を管理する仕組みです。一方で、在庫の増減や、どの仕入がどの売上に対応するかという情報は管理していません。
売上
freee会計
+
在庫
Excel
💡
ポイント:この組み合わせになりやすく、在庫と原価がつながらない状態になります。
原価がズレると何が問題か
原価が曖昧になると、最も影響を受けるのは利益です。売上は合っているのに、利益が正しいか分からないという状態になります。
この状態で起きやすい問題
- 商品ごとの採算が分からない
- 値付けの判断ができない
- 経営判断が感覚になる
本質は「管理の分断」
ここまで整理すると原因は明確です。在庫・売上・仕入が別々に管理されていることが問題の本質です。
在庫 → Excel
売上 → freee会計
仕入 → 別管理または手入力
💡
ポイント:この状態では整合が取れなくなるのが自然です。
まとめ
在庫と原価の関係はシンプルです。
💡
ポイント:在庫が正しく管理されていない状態では、正しい利益は出ません。在庫の問題は後から調整するものではなく、最初から売上・仕入とつながった形で管理することが重要です。
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売上・仕入・在庫・原価をひとつの流れで管理し、会計処理はfreee会計へ自動連携します。
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