お役立ちコラム

広告代理店・広告主・広告枠をまとめて管理

広告業界では、一般的な販売管理とは異なる管理方法が必要になることがあります。今回は、書籍ごとの広告掲載情報を管理し、複数の受注データを一括生成できる仕組みを構築した事例をご紹介します。

広告代理店・広告主・広告枠をまとめて管理

広告業界では、一般的な販売管理とは異なる管理方法が必要になることがあります。今回は、書籍ごとの広告掲載情報を管理し、複数の受注データを一括生成できる仕組みを構築したカスタム事例をご紹介します。

書籍ごとの広告掲載管理と受注登録が大きな負担に

一般的な販売管理システムでは、得意先・商品・数量・単価といった内容を1件ずつ受注登録します。しかし今回のお客様では、1冊の書籍に対して広告代理店・広告主・広告枠という構成で管理を行っていました。

1冊に複数の広告が掲載されるため、その都度受注データを登録していく作業は手間がかかり、入力漏れや確認作業も発生していました。

導入前の課題
広告ごとに受注を1件ずつ手入力する手間/入力漏れ・確認作業の発生/「どの書籍にどの広告が掲載されているか」を一覧で把握しにくい
手入力の負担イメージ 1冊の書籍に複数の広告があり1件ずつ手入力する大変さのイメージ図 書籍 A号 広告① 代理店X 広告② 代理店Y 広告③ 広告主A 広告④ 代理店Z 1件ずつ 手入力 受注登録① 受注登録② 受注登録③ 受注登録④ ⚠ 入力漏れ ⚠ 確認作業が発生 ⚠ 時間がかかる ⚠ ミスが起きやすい さらに書籍が 複数号あると… 作業量は 何倍にも ※ イメージ図です

書籍単位で広告掲載情報を一覧管理

受注データを登録する前段階として、書籍ごとの広告掲載情報を管理する仕組みを構築しました。書籍ごとに広告代理店・広告主・広告枠・掲載金額などを一覧で管理できるようにしたことで、「この号にはどの広告が掲載されているか」をまとめて確認できるようになりました。

さらに、蓄積されたデータをもとに、書籍単位・広告代理店単位・広告主単位・広告枠単位での売上集計や分析も行えるようになりました。これまで感覚で把握していた「どの書籍が広告収益を上げているか」「どの代理店からの受注が多いか」といった情報を、データとして確認できるようになっています。

分析・集計できるようになった軸
✅ 書籍ごとの広告掲載数・売上金額
✅ 広告代理店ごとの受注件数・売上金額
✅ 広告主ごとの掲載実績・取引金額
✅ 広告枠ごとの稼働状況・売上構成

▼ 書籍ごとの広告売上イメージ

書籍ごとの広告売上(サンプル) 万円 200 160 120 80 40 150 A号 90 B号 180 C号 120 D号 60 E号 ※ サンプルデータです
💡 受注入力の前に「書籍単位の広告一覧」という管理レイヤーを設けたことがポイントです。掲載内容の確認と受注生成を分離できるだけでなく、データが蓄積されることで分析にも活用できる仕組みになっています。

一回の操作で複数の受注データを生成

広告掲載内容が確定すると、一覧画面から複数の受注データを一括生成できるようにしました。従来のように1件ずつ受注登録する必要がなくなり、書籍単位でまとめて受注データを作成できます。

受注登録の改善前後イメージ 左は都度バラバラに手入力、右は書籍単位でまとめて受注登録 導入前:都度バラバラに手入力 書籍 A号 広告① 代理店X 広告② 代理店Y 広告③ 広告主A 書籍 B号 広告④ 代理店Z 広告⑤ 広告主B 受注登録① (A号) 受注登録④ (B号) 受注登録② (A号) 受注登録⑤ (B号) 受注登録③ (A号) ⚠ 書籍との紐付けが不明確 ⚠ 都度登録で手間・漏れ・ミスが発生 改善 導入後:書籍単位で一括生成 書籍 A号 一括生成 受注登録① 受注登録② 受注登録③ 書籍 B号 一括生成 受注登録④ 受注登録⑤ ✅ 書籍ごとにまとめて受注登録できる 漏れ・ミス・手間を大幅削減

生成された受注データは通常の販売管理の流れでそのまま利用できるため、その後の運用を変えることなく使えます。

受注から請求データを作成

生成された受注データから請求データを作成し、請求業務まで一連の流れで処理できるようにしました。受注から請求までをシステム上で一元管理することで、二重入力や転記作業を減らし、業務全体の効率化を実現しています。

楽楽明細との連携で請求業務を効率化

請求データは、以前から利用していた「楽楽明細」と連携しています。既存の運用を活かしながら、受注から請求までの流れをスムーズにつなげることができています。

楽楽明細との連携で効率化できた業務
✅ 請求書のメール配信 ✅ Web公開 ✅ 郵送代行 ✅ 回収管理
iToneセールスと楽楽明細・freee会計の連携フロー 左のiToneセールスから右上のfreee会計と右下の楽楽明細がそれぞれ連携する図 iToneセールス 受注・売上・請求管理 書籍・広告枠管理 受注一括生成 売上一元管理 freee会計 販売会計一体連携 二重入力不要 楽楽明細 請求書配信・回収管理 メール・郵送・Web配信 自動連携 請求データ

販売管理と会計を一体で運用。システム間連携にも柔軟に対応

iToneセールスはfreee会計との連携を前提に設計されており、販売管理と会計を一体で運用できます。今回の事例では、受注・売上・請求の流れをiToneセールスで管理し、freee会計へ連動させることで、二重入力のない販売会計一体運用を実現しています。

また、楽楽明細のような外部サービスとの連携実績が示すように、iToneセールスはシステム間連携にも強みを持っています。既存の運用やツールをできるだけ活かしながら、必要な部分だけを補う形で導入できるため、業務の変化や業界特有の管理方法にも柔軟に対応できます。

iToneセールスの連携・対応力
✅ freee会計との販売会計一体運用(二重入力不要)
✅ 楽楽明細など外部サービスとのシステム間連携
✅ 業界特有の管理フローに合わせたカスタマイズ対応
✅ 既存ツール・運用を活かした段階的な導入が可能

まとめ

広告業界では、一般的な「1伝票=1受注」の考え方だけでは管理しにくいケースがあります。今回の事例では、業務の流れに合わせてシステムを設計することで、入力作業の削減だけでなく、管理しやすさと業務全体の効率化を同時に実現しました。

今回のカスタマイズで実現したこと
✅ 書籍単位で広告代理店・広告主・広告枠を一覧管理
✅ 複数の受注データを一括生成
✅ 受注から請求までを一元化
✅ 楽楽明細と連携し請求業務を効率化
✅ freee会計との販売会計一体運用で二重入力を解消

業界特有の管理方法に対応したい方へ

一般的な販売管理システムでは対応しにくい業務フローについても、カスタマイズでご対応できるケースがあります。
まずはデモや無料相談でお気軽にご確認ください。

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