お役立ちコラム

freee会計ユーザーが現場で感じている販売管理の6つの課題

freee会計を導入している企業では、
会計処理そのものに大きな不満が出ることは多くありません。

問題になるのは、販売管理の部分です。
現場でよく出てくる内容を整理すると、
大きく6つの課題に分けることができます。

課題①:見積から売上までがつながらない

多くの企業では、
  • 見積はExcelや帳票で作成
  • 見積確定を受注として扱うが、明確に管理していない
  • 請求書作成のタイミングでfreeeに入力
という流れになっています。
この状態だと、
「受注という状態が管理されていない」
という問題が発生します。
結果として、
  • 未請求の案件に気づきにくい
  • 売上の見込みが見えない
  • 案件の進捗が把握しづらい
「結果(会計)は見えるが、途中が見えない」
という状態になります。

課題②:一部納品・分割請求に対応しづらい

実務では、
  • 一部だけ納品する
  • 複数回に分けて請求する
といったケースが頻繁にあります。
しかし、
「実務の流れに沿った管理がしづらい」
ため、
  • 請求金額のズレ
  • 管理の煩雑化
につながります。

課題③:発注・仕入と売上がつながらない

売上に対して、
  • どの仕入が紐づいているのか
  • 発注と売上の関係
が見えにくい状態になります。
結果として、
「売上と原価が分断される」

課題④:在庫が現実的に管理できない

在庫がある場合、
  • 別で管理している
  • もしくは簡易的に管理している
ケースが多く、
「正確な在庫が分からない」
という状態になります。

課題⑤:取引量が増えると管理が破綻する

初期は問題ありませんが、
  • 案件数の増加
  • 担当者の増加
によって、
  • 情報が分散する
  • 更新漏れが発生する
  • 確認に時間がかかる
「人でカバーできる限界を超える」
状態になります。

課題⑥:結局、Excelが残る

一度ツールを検討しても、
「すべてをカバーできない」
結果として、
  • Excel
  • freee
  • 他ツール
が混在します。
「一元管理できていない状態」
が続きます。

これらの課題はすべて同じ原因

6つの課題は別々に見えますが、原因は一つです。
業務が一連の流れとして管理されていない

なぜこうなるのか

freee会計は、
会計処理をシンプルにするための仕組み
です。
一方で、
  • 見積
  • 受注
  • 発注
  • 仕入
  • 在庫
といった業務全体を管理する設計ではありません。
そのため、
販売管理の役割が抜けやすい
という構造になります。

まとめ

freee会計ユーザーが感じている問題は、
機能不足ではなく、
業務の分断にあります。
  • 情報がつながらない
  • 二重入力が発生する
  • 管理が不安定になる
これらを解消するには、
販売管理の位置づけを明確にすること
が重要になります。

次の記事

freee会計ユーザーでExcel管理が残り続ける理由

次の記事では、
販売管理の6つの課題について解説します。